キャッシュバック方式は一時クレジットカード現金化の主流となっていた方式です。
業者がサービスや商品の販売の代理店になり、利用者に販売するのが特徴です。
業者は販売による利益などを受け取り、その一部をクレジットカード現金化の利用者に還元することで成立します。
販売代理店とし品物を販売すれば販売報酬などが受け取れるため、販売実績を得ながら収益をあげる方法として定着していたのです。
しかし、現在では効率の良いキャッシュバック方法を探すのが困難になっていて、実際にキャッシュバック式のクレジットカード現金化を行う業者は減っています。
キャッシュバック方式が不正な販売行為だと疑われ、業者が取り締まられたケースもあります。
キャッシュバック方式を成立させること自体が難しくなり、その他の現金化手法に切り替える業者なども相次いだのです。
ただし、キャッシュバック方式の業者が完全になくなったわけではなく、現金化の手法の一つとして残っているのです。
キャッシュバック方式はサービスや商品の購入が必要になる
クレジットカード現金化の主要な手段となっているのが買取方式です。
商品券などをクレジットカードで購入し、専門業者に買取して貰うことで成立します。
ギフト券等の実用性の高いものを買取して貰うため、換金率が非常に高くなるのが特徴になります。
新幹線の回数券を購入して金券ショップに売る方法など、現金化業者を挟まずに取引をしようとする人もいます。
キャッシュバック方式の場合は買取り方式と違い、商品やサービスを自分で利用するのが前提になります。
キャッシュバックの金額が大きい商品ほど長期の契約が前提になることが多く、解約や返品を前提にすると違約金がかかるケースが多いためです。
一時しのぎでお金を受け取り、後日まとめて返済するだけのお金を用意できなければ割に合わないことが多くなります。
もちろん例外も存在します。
クレジットカード現金化業者もクレームを避けるため、様々な商品やサービスを取り揃えることが増えているからです。
同じキャッシュバック方式を採用している業者でも取り扱う内容が大きく異なることは多く、内容やキャッシュバック率で比較するポイントになっています。
還元率と表記されることも多いため、なるべく高い還元率を実現している業者を探し、損がないサービスを利用するのが重要になります。
自分でキャッシュバック方式を再現しようとしても割に合わない?
キャッシュバック方式の仕組みがわかってくると、自分でやった方がお得ではないかと考える人も出てきます。
しかし、クレジットカード現金化業者ほどのリターンを得ることが難しく、赤字になる可能性も高まるのがポイントです。
これはサービスの販売元なども現金化を警戒するようになり、過剰なリターンの支払いを避けるようになっているためです。
最も有名なのは携帯電話やスマホ乗り換え時のキャッシュバック効率の良さです。
しかし、過剰な競争がすすんだことから規制がすすみ、現在ではキャッシュバックでプラスを得ることが難しくなっているのです。
リターンが発生する場合も長期契約でポイントバックが行われる形式に改められるなど、可能な限り現金で受け取れない仕組みを採用されるようになっています。
業者は独自のノウハウを駆使しているからこそ高い還元率を維持していることが多いのです。
長期的な契約が伴う場合はトータルでお得かどうかもポイントに
キャッシュバック方式のクレジットカード現金化業者を利用する場合は、長期の契約が前提になることが多くなります。
長期間利用する場合はトータルでお得になるかどうか比較することは重要で、解約のデメリットなども把握することが重要です。
実用性が高いものに関しては解約をする必要性がないため、使い続けるのか違約金が発生しなくなった時点で解約するのかという選択肢が出てきます。
クレジットカードのキャッシングができない場合や、新しくカードを作る余裕がない場合に利用するのも方法です。
すでに持っているクレジットカードを利用すれば、審査の必要なく契約や商品の購入が可能です。
タイミング次第では急な出費などに備えつつ、新しいサービスの契約が可能になることもあるのです。
余裕ができた時に改めて解約を考えるのも方法で、急場をしのぐために利用する人もいます。
急な出費がかさんでカードの支払いが危ない場合に、信用情報に傷がつくのを防ぐ目的で利用する人もいるのです。