空き缶やアルミ缶または古雑誌や古い新聞を集めて現金化することは可能で、一般人でも業者に持ち込めば換金してくれます。
買取金額は1kgを基準にした価格で決まり、常に変動しています。
アルミが不足すればそれだけ買取価格が上がり、逆に生産が過剰になってあまれば価格も安くなってしまうのです。
1kg100円前後で買取されることが多いものの、北京オリンピックなどの大型のイベントなどがあった際は価格が急上昇し、オリンピック終了後に急下降したといったエピソードもあります。
空き缶以外にも空き瓶や各種リサイクルでお金が貰えることもありますが、労力の割に合うかは考える必要があるのです。
業者を使わずに自分で空き缶・アルミ缶・スチール缶などを集めて現金化する
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空き缶はアルミ缶を集めて現金化することが可能になる
空き缶の回収は専門の業者がおこなっていますが、ホームレスの人が集めている姿を見たことがある人も多いはずです。
空き缶、特にアルミ缶はリサイクルが簡単で、有用な資源として買取が行われています。
業者に持ち込めば1kg100円前後で買取がされるため、それを主な収入源としている人もいるのです。
ただし、空き缶をお金にする割があるかは考える必要があります。
まず、空き缶を集める労力が大変です。
業者に持ち込むにも交通費やガソリン代がかかるケースが存在し、どのように運ぶかも考える必要があります。
アルミ缶を集めてリサイクル業者に換金してもらっても、時給換算だと100円もいかないということがありえるのです。
アルミ缶の軽量化が進むことで重量を集めることが難しくなっているという事情もあり、一般の人が現金化を目指すのは余り効率が良いものではないのです。
ゴミ収集所などから集めた場合は条例違反になる
空き缶を集める場合は集め方にも注意が必要になります。
ゴミ捨て場から集めれば簡単と思う人もいますが、ゴミ収集所から空き缶を集めた場合は都道府県の条例に違反することが一般的だからです。
ゴミ捨て場に捨てられたゴミは自治体が管理するものになるため、一般の人間が持ち帰ったりしてはいけないのです。
自販機などの脇に置いてあるゴミ箱の空き缶も拾うのも問題です。
ゴミ箱を設置している場合はゴミ箱を設置した権利者が管理する物になるため、不要なものだと判断して勝手に持ち帰るのは法に触れる可能性があります。
都心部であればおちている空き缶も増えますが、ホームレスの人の縄張りがある点に注意が必要です。
やはりトラブルに発展しやすく、割に合わないケースが多いのです。
空き瓶を酒屋などに持ち込むことで現金化できるケースもある
現金化できるのは空き缶だけでなく、空き瓶も同様です。
空き瓶の場合は酒屋などに持ち込むと現金化が可能で、ビール瓶や一升瓶などのリサイクル可能なビンを一本5円で買取して貰うことができます。
注意したいのは買取しているお店が限られることです。
全てのお店で現金化ができるわけではなく、一部のお店が自主的に対応している状態なのです。
また、高給なお酒のビンなどはオークションなどで高値がつくことがあります。
コレクション製が高いものは数万円、数十万円単位の金額がつく場合があるのです。
バカラで作られたボトルやデザインボトルなど、インテリア性が高いボトルも人気でそれだけ価格が高くなります。
古雑誌や古新聞を売却して現金化することは可能?
空き缶や空き瓶は買取が可能ですが、古雑誌や古新聞などの紙類は現金化のハードルが高くなります。
リサイクル業者が買取を行っているものの、買取が最低数十キロ単位になることがあるからです。
ネット業者だと10キログラム程度からになり、専門業者の場合は50kgなどかなりの量が必要になります。
メルカリなどで売却する人もいますが、1kgあたり数円から10円程度になることが一般的です。
業者を探してまとめ、発送の処理をするだけでもかなり手間がかかるのがポイントになります。
業者によっては100kg単位など、一般家庭で集めるのは難しいレベルになります。
企業などで大量に不要な紙が生じる場合はグラム数として十分になる可能性もありますが、機密漏えいなどに繋がりかねないため注意が必要です。
リサイクル品は全般的に現金化が難しいのがポイント
空き缶や空き瓶、古新聞などのリサイクル品の現金化は全般的に難しく、労力の割に合わないことが多くなります。
重量が基準になることが多いのも特徴で、集めるのも運ぶのも大変になります。
無理に現金化をするよりもゴミ収集や、リサイクル業者に任せた方が良いことが多いのです。
ただし、高級なお酒やデザイン性の高いお酒のビンなどはインテリアとして高値で売れるケースもあります。
フリマアプリやオークション経由で販売すればある程度まとまった金額になる場合もあるため、気になる場合はチェックしてみるのもおすすめです。
また、仮に空き缶や空き瓶を集める場合は法律や条令に触れないように注意する必要も在ります。