格安SIMはただでさえ月額料金が安いのが特徴ですが、キャッシュバックなどさらに費用を安くするキャンペーンが積極的に行われるようになっています。
理由の一つが競争の激化で、格安SIM同士の競争だけでなく、大手通信会社の格安プラン誕生も大きく影響しています。
様々なキャンペーンを利用して通信費用を下げるのは常識になりつつあり、乗り換え時の違約金を上回るリターンが得られる場合もあります。
ただし、キャッシュバックを繰り貸してもお金が増え続けるということはないため、現金化には注意が必要です。
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格安SIMでもキャッシュバックキャンペーンなどが増えている
大手通信会社はシェアを奪い合うために様々なキャンペーンを導入し、一時は乗り換えのキャッシュバックをうまく組み合わせるとお金が増えていくといった本末転倒な結果を招いたことがあります。
現在では過剰な値引きなどは控えるようになっていますが、格安SIMの登場で情勢にも変化が出ています。
ポイントになるのが、格安SIMの普及と競争の激化です。
格安SIMはその名の通り格安でスマホなどを利用できるサービスのことで、データの使い放題サービスや音声通信のし放題サービスが登場するなど、大手のお株を奪うような業者も出ています。
さらにキャッシュバックキャンペーンを導入するなど、さらにお得であることを打ち出すようになっているのです。
業界の競争事情とは別に消費者としてはお得なキャンペーンが増えることは大きなプラスです。
ポイントだけでなくお金で特典を受けられる場合も存在するため、乗り換え料金の現金化の手段として利用することも可能なのです。
ただし、キャッシュバックキャンペーンであっても細かい条件のチェックは必須で、受取時期も確認しておく必要があります。
格安SIMのキャッシュバックは長期契約が前提
格安SIMのキャッシュバックキャンペーンの中には、数万円単位のものもあり、大手通信会社からの乗り換えで違約金を払ってもお釣りが出るケースがあります。
大手通信会社のスマホや携帯の契約は2年から3年程度の縛りがあり、解約のタイミングを逃すと違約金がかかることが多くなります。
注意したいのは、キャッシュバックキャンペーンの支払いのタイミングです。
多くのキャッシュバックキャンペーンでは音声SIMの契約で1年以上の契約が前提になっていて、格安SIMに乗り換えてすぐにキャッシュバックを受け取れるわけではないのです。
違約金をキャッシュバックで埋めようと思っても、一時的に手持ちのお金で埋めなければならないことがほとんどなのです。
キャッシュバック以外の本体割引などはすぐに適用されるため、格安SIMへの乗り換えから数ヶ月で違約金の元を取れるケースもあります。
格安SIMの音声SIMを契約した場合は1年程度違約金が発生することが多いのもポイントです。過去の反省から、業界自体が過剰なキャッシュバックを控えるようになっているのです。
格安SIM乗り換えで費用を節約するためのポイントは
格安SIMへの乗り換えで費用を節約するポイントは、キャンペーンだけでなくスマホの扱い方も含まれます。
格安SIMは単体で購入できるほか、スマホ本体とのセット売りで販売する企業が多いのも特徴です。
すでにスマホを持っているのであれば、手持ちのスマホを使い続けるか、新しく買い換える選択肢が出てくるのです。
手持ちのスマホを使う場合は、SIMロックを解除する必要があるものと、そうでないものにわかれます。
大手通信会社から購入したスマホ場合は、SIMロック解除の手続きが必要な場合があるのです。
解除のためのキットが販売されているほか、購入した通信会社に依頼してロックを外してもらうこともできます。
通信会社ではなく家電量販店や中古で購入したSIMフリースマホは、規格さえ合えばどの格安SIMを入れても動くようになっています。
注意したいのはドコモとauでSIMカードの規格がわかれている点です。
格安SIMを契約する場合は、どちらの規格を使っているかチェックすることが重要です。
基本的に手持ちのスマホを使ったほうが、格安SIMの利用料金も安くなります。
例外となっているのが、セット販売しかしていない独自規格のスマホを出している企業です。
この場合は手持ちのスマホを売って現金化するなど、処分方法も考える必要があります。
格安SIMの登場でスマホ本体の需要も高くなっている
格安SIMの登場は、スマホや携帯の中古市場にも大きな影響を与えています。
スマホのスタイリングにこだわりを持つ人が多いほか、より安くスマホを手に入れるために中古に目を向ける人が増えたためです。
使わないスマホがある場合は中古ショップに売ってしまうのも一つの方法で、機種によっては高額買取もありえます。
高級スマホを購入し、キャッシュバックキャンペーンなどをうまく利用し、中古ショップで売却するという方法もあります。
違約金がかからなくなったタイミングで買い替えのために売却し、現金化することも可能なのです。
もちろん、格安SIMの契約時に別途中古スマホを購入するという方法もあります。
スマホをダウングレードすれば、結果的にタダに近い価格で中古スマホが購入できる場合もあります。
スマホの利用方法が多様化しているからこそ、様々な工夫を加えることでより安く格安SIMを利用できるのです。
【2024年度】格安SIM人気オススメ一覧はコチラ
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MVNO(仮想移動体通信事業者)とは
仮想移動体通信事業者は無線通信回線の設備を運用~開設をせず、自社のブランド携帯やスマホ電話の移動体通信サービスを行っているサービス事業者を示している。通信サービスにおける提供は移動体通信の卸売りや仮想移動体などのサービス機能を利用したりするのです。
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